8月6日も近いので
映画でも文学でも、日本の戦後の作品はいかに「反戦モノ」と呼ばれるものであっても、 「戦時日本の加虐行為」を「時代ゆえに狂ってしまった人がやった行為」と描きがち。 本当に描かなきゃならない「普通の人の普通の生活そのものが加虐」って点を描ききれたのは 「この世界の片隅に」ぐらいしかない。